Airbnbによる2022年の旅行トレンド予測

Airbnbより日本ホストへニュースレターが届きましたので、以下弊社でもシェアさせて頂きます。
圧倒的な予約データ量を持っているからこそできる分析ですね。とても参考になりました。

Airbnbによる2022年の旅行トレンド予測

リモートワークやハイブリッドワーク(オフィス勤務とリモートワークの併用)によって、多くの人が毎日オフィスにいる必要性から解放され、何百万人もの人々が初めて、どこにでも暮らせるようになりました。どこにでも暮らせるということは、生活の多拠点化であり、旅行そのものの既存概念を変えようとしています。そこでAirbnbは今年、以下3つの旅行トレンドを予測します。

①「人々の旅行先が何千もの町や都市に広がり、数週間、数か月といった長期間の滞在をすることになる」

パンデミックの間、世界中10万もの町と都市で、Airbnbの予約がありました。 6,000もの場所で、初めてAirbnbの予約が入りました。 米国では2021年第3四半期、ゲストが地方に滞在するために予約した国内宿泊数が、2019年第3四半期に比べて85%増加しました。

②「海外に住み始める人が増え、ある人は夏の間ずっと旅行し、ある人は賃貸契約の住まいをやめてデジタルノマドになる」

「人々は新しい国を探検したいと考えている。」国連世界観光機関(UNWTO)によると、パンデミック以前、海外からの入国者数は1950年の2,500万人から、2019年には14億人以上へと爆発的に増加しています。 世界的に見るとAirbnbでは、2019年夏から2021年夏にかけて、家族での長期滞在の宿泊数が75%増加しました。 Airbnbの長期滞在予約者のうち、ノマド的なライフスタイルを送るために滞在を利用する人の割合は、世界全体で2020年から2021年にかけて9%から12%に増加しました。

③「さまざまな都市や国ではこのようなリモートワーカーをひきつけるため各地の良さをアピールし合い、それによって人々が旅行する場所や住む場所の変化が起きる」

ビザや税制のルールを変更する国は増えており、現在38もの国が何らかのデジタルノマドビザの案を提供しています。 Airbnbはすでに、シカゴからアリゾナ州ツーソン、オクラホマ州タルサ、ウエストバージニア、メイン州北部まで、さまざまな都市や地方の観光地で、リモートワーカーがその地域で生活してみることを支援しています。

引用先:Airbnb共同創業者兼CEOブライアン・チェスキー、各地にあるAirbnbに滞在しながら生活を送ることを宣言